中心軸システム
中心軸システムとは
五度圏の反対側と90度のところをルートとするコードは同じ機能であるとする考え方。
C、Eb、F#、Aはそれそれ同じ機能
F、Ab、B、Dはそれそれ同じ機能
G、Bb、E、Dbはそれそれ同じ機能
*ここでの機能とはドミナント、サブドミナント、トニックのことである。
キーがCのとき左からトニック(T)、サブドミナント(SD)、ドミナント(D)


例えば、C-Eb-F-Bbというコード進行があった場合、T-T-SD-Dという機能の進行になる。
コルトレーンチェンジを中心軸システムで考える。
コルトレーンチェンジと言われる、長3度づつ下降するコード進行がある。
|C |Ab |E |C |
これを中心軸システムとして考えると。
トニック、サブドミナント、ドミナント、トニックという機能の進行になる。
また上記のコードにドミナントモーションを加えたコード進行を
|C Eb7|Ab B7|E G7|C |
中心軸システムで考えると、Eb7はトニック、B7はサブドミナント、G7はドミナントになり。
トニック、トニック、サブドミナント、サブドミナント、ドミナント、ドミナント、トニックという機能の進行になる。
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